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2022年6月20日お知らせ

2022/5/30(月) 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構（JAXA）と共著の論文がJapanese Journal of Applied Physicsに掲載

国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構（JAXA）と共著の論文がJapanese Journal of Applied Physicsに掲載されました。有人宇宙探査における乗組員の安全のため、宇宙機内の環境ガスモニタリングが必要です。このような多種類のガスの分析にはガスクロマトグラフ（Gas chromatograph; GC）が有用ですが、通常のGCは大型であり宇宙機への搭載には大きなコストがかかります。当社は宇宙探査イノベーションハブにおけるJAXAとの共同研究において、ボールSAWセンサを検出器とした大きさ10×10×10cm、重さ1㎏以下の超小型GCを試作しました。そして、この試作機を用いて多種類の有害ガス成分の分離・検出に成功しました。さらに、超小型GCの地上利用応用として開発した手のひらサイズのGCを用いて、日本酒の香気成分を分析した結果について報告しました。

https://iopscience.iop.org/article/10.35848/1347-4065/ac49fb